ITにおけるインフラとは その2 ~就活を終えて~

Azureについて その2

前回に引き続きAsureについて。

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クラウドの概念について説明する」の2項目「クラウドサービスを利用する利点について」です。

 

クラウドでの高可用性とスケーラビリティの利点について>

(そもそも恥ずかしながら「スケーラビリティ」の意味を調べました。

「大きさを変更できる」「大規模に実現可能な」とのこと。まず英語の勉強だわ…。)

 

クラウドアプリケーションを構築またはデプロイする際の最大の考慮事項のうち2つは、「アップタイム(可用性、稼働時間)」と「需要を処理する(スケーリングする)」機能。

 

高可用性

アプリケーション、サービス、またはITリソースをデプロイする場合、必要に応じてリソースを使用可能にすることが重要であるため、中断や発生する可能性のあるイベントに関係なく、「最大限の可用性(アップタイム)」を確保することに重点を置いている。

 

ソリューション(解決策、ここではアプリケーションなどを指す)を設計するときは、サービスの可用性の保証を考慮しなければならない。つまり、常にどのような状況下でも利用できるか(「アップタイム」)を重視するということ。

 

スケーラビリティ

もう一つの利点の「スケーラビリティ」は、需要に合わせてリソースを調整する機能のこと。(意味ここで出てきましたね😂)突然システムが過負荷になった場合でも、スケーリング機能を利用すれば、需要の増加により適切に対応するためにリソースをさらに追加できる。

 

また、この場合、クラウドは従量課金が主流なので、追加した分だけ支払うという使い方ができる。需要が減少すれば、リソースを減らしコスト削減ができる。(スマホのギガと似たようなものですね)

 

スケーリングには垂直と水平の2種類がある。

垂直スケーリング

垂直スケーリングでは、リソースの機能を増減させる。アプリケーション開発中、さらに処理能力が必要な場合、仮想マシンにCPUまたはRAMを追加して垂直方向にスケールアップできる。(逆にスケールダウンも可)

水平スケーリング

水平スケーリングでは、突然需要が急増した場合、デプロイしたリソースを(自動または手動で)仮想マシンやコンテナーを追加するなどをしてスケールアウトすることができる。(逆にスケールインも可)

 

クラウドの信頼性と予測可能性の利点について>

信頼性と予測可能性は、ソリューションを開発する際の重要な利点のうちの2つである。

 

信頼性

信頼性は、システムが障害から復旧して動作を続行する能力のこと。

クラウドは分散設計のため、必然的に信頼瀬戸回復性に優れたインフラストラクチャを提供できる。

 

予測可能性

クラウドに備わる予測可能性により、パフォーマンスとコストの両面をサポートしてくれる。

パフォーマンスについては、自動スケーリング、負荷分散、高可用性など。

コストについては、クラウド使用時のリソースをリアルタイムで追跡する、リソースを監視して最も効率的な方法でリソースの使用を保証する、などを行い、将来のコストを予測して調整することができる。

 

クラウドでのセキュリティとガバナンスの利点について>

クラウド機能では、サービスとしてのインフラストラクチャ、またはサービスとしてのソフトウェアのいずれをデプロイする場合でも、ガバナンスとコンプライアンスがサポートされている。デプロイされたすべてのリソースが企業の標準や政府の規制要件を満たしていることは、セット テンプレートなどによって保証されている。

また、その標準が変更された場合、デプロイされたすべてのリソースを更新できる。

 

セキュリティの側面では、ニーズに合わせたクラウドソリューションを探すことができる。クラウドであれば、分散型サービス拒否 (DDoS) 攻撃などに対応するのに適しており、ネットワークの堅牢性と安全性を高めることができる。

 

クラウドでのセキュリティとガバナンスの利点について>

クラウドコンピューティングの主な利点は、管理容易性オプションである。

主に「クラウドの管理」と「クラウドでの管理」がある。

 

クラウドの管理

クラウドの管理は、クラウドリソースの管理に関連する。

・必要に応じてリソースの展開を自動的にスケーリングする。
・事前構成済みのテンプレートに基づいてリソースを展開する。手動で構成する必要がない。
・リソースの正常性を監視し、問題のあるリソースを自動的に交換する。
・構成されたメトリック(計測方法)に基づいて自動アラートを受け取るので、リアルタイムでパフォーマンスを把握できる。

 

クラウドでの管理

クラウドでの管理は、クラウド環境とリソースを管理する方法に関連する。

・Web ポータルを使用する。
・コマンド ライン インターフェイスを使用する。
API を使用する。
PowerShell を使用する。

 

クラウドの概念について説明する」についてはここまで。

次回は「クラウドサービスの種類について」です。